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手だけで演奏!?世界初!? 京大ハンドフルートサークルの創設者が語るハンドフルートの魅力

2017/10/20 09:50 公開
profile京大ハンドフルートサークル

京大には、他の大学にはないサークルがたくさん存在する。そんなサークルをまたひとつ、見つけてしまった、、、。
それは、世界で初かもしれないハンドフルートのサークル。その創設者に話を聞いてみた。

ハンドフルート??


みなさんこんにちは!私は京大ハンドフルートサークル代表の佐藤と申します。

突然ですが、
ハンドフルートというものをご存知でしょうか?

ハンドフルートとは手を組んで作った空洞に息を吹き込むことで音を奏でる楽器のことです。つまり、手だけで演奏します。手の空洞の大きさを変えることで音程を自在に変えて複雑な曲を演奏することもできます。

私たち京大ハンドフルートサークルが演奏するハンドフルートの動画のURLを載せるのでハンドフルートというものがどのような楽器かを実際に聴いてみてください。


現在ハンドフルート奏者の人口はとても少ないです。名前を聞いたことがあるという人はある程度いますが、一見吹くのはとても難しそうに見えるのでチャレンジしてくれる人が少ないからです。

しかし、実はハンドフルートは少し練習をすれば意外にあっさりとできてしまうものなのです。

世界初!?のサークル誕生


私は中学の時にクラスの友達にやり方を教わり、ハンドフルートを始めました。

最初音が出るまでは3日ほど練習が必要でしたが、初めて音が出たときは本当にうれしく、その時のことを今でも鮮明に覚えています。

自分の手から音を出し演奏できることがとても新鮮なことで楽しかったので教室でも家でも夢中で吹いていました。


そして京大に入ったとき、私はハンドフルートやそれに関連するサークルに入りたいと思い探しましたがそのようなサークルを見つけることはできませんでした。

そのまま私は中学・高校でやっていた球技をつづけるでもなく、だらだらしたとしながら時々ハンドフルートの練習をするといった生活を一年間つづけることになります。


そんなとき私の見つけた動画が、ハンドフルート奏者唯一のプロとして活動していらっしゃる森光弘さんをはじめとしたハンドフルート奏者の方々の様々な動画です。

その圧倒的な演奏技術に私は憧れ、またこのような演奏をできる人たちが集まり合奏ができたらどんなに素晴らしいものになるだろう、と思いました。

個人のスキルアップを果たすため意見の交流ができ、刺激を与えあうことのできる空間を作りたい!
ハンドフルート奏者が集まり、一つの音楽を作り上げることのできる空間を作りたい!

こうした思いから、私は日本初、いや世界初のハンドフルートサークルを作ることを決意しました。

配ったビラを見た京大生やSNSを通して連絡をくれた他大学の人に参加してもらい活動ができるまでの人数をそろえることができ、今、私たち京大ハンドフルートサークルは個人の技術を磨きつつも、楽しみながら日々合奏に取り組んでいます。


一人で吹くハンドフルートももちろん楽しいけれど、サークルのメンバーで吹くハンドフルートはまた一味違った刺激的なものでつい夢中になってしまいます!


世界一手軽な楽器


これから私が夢中になっている自分の手で作る楽器・ハンドフルートについて紹介させていただきます。

ハンドフルートの最大の特徴はその手軽さです。

ハンドフルートは楽器を買う必要がないので、お金がかかりません。

楽器を何かやってみたいけど、楽器は高いしなぁ という方も、ハンドフルートならばそういった心配はいりません。無料で楽器の演奏を楽しむことができます。


また、楽器を運ぶ必要がないため、吹きたいなと思ったときにいつでもどこでも演奏することができます。

宴会の席やカラオケなどで、なにも準備がなくともハンドフルートを芸として披露することができます。
そのユニークさに場が盛り上がること間違いありません!

この手軽さがハンドフルートの魅力であり、ハンドフルートは今まで楽器をやったことがないという方にも気軽に始めていただくことができると思います。


ハンドフルートはこうした手軽さを持つ一方で、とても奥深い楽器でもあります。

タンギングやビブラートといった演奏技術を取り込むことでハンドフルートの演奏レベルをどんどん高めることができます。

透き通った音を滑らかにつなぎ、様々な技術を駆使する熟練者の演奏は一般にある管楽器にも引けを取らない美しいものとなります。

そういった熟練者の美しい演奏を目標としながら練習するうち、自分の手のひらから美しい響きをが生まれるようになっているのを感じることは何よりもうれしいことです。

動画投稿サイトにはJ-POPやアニソンからクラシックまで、様々な曲をハンドフルート奏者の方々が投稿されているので興味のある方は好きな曲が演奏されていないか探してみてください。


まあ、やってみよう!


それではハンドフルートの最も一般的なやり方について説明させていただきます。


まず、手をお祈りするときのようにして奥までしっかりと組み、親指は平行に揃えます。このとき親指の間以外には隙間ができないように気を付けてください。

手が組めたら、そろえた親指の第一関節のところに唇を当てて息を吹き込んでみてください。
うまくいけば音が鳴ります。

ビール瓶の口に息を吹き込むと音が鳴るのと同じイメージです。
最初音が鳴るまででは少し練習が必要になると思いますが、早い人では10分程度の練習で音が出るようになります。


音を鳴らすためのコツは、

①隙間ができていないことをしっかり確認すること、

②手を構える位置が顔の正面になるようにしうつむいた姿勢で吹かないように気を付けること、

③息の量を多めに吹いてみること、

④手に余分な力をかけないこと、

です!


音を鳴らすうえでは手に隙間ができていないことがなによりも大切になります。

・親指の間の空気の出入り口を口で塞ぎながら空気を入れ、 圧が感じられることを確認する
・空洞に水をため、こぼれないことを確認する

などの確認方法により、隙間のない組み方を探してみてください。

片方の手でもう片方の手を(一般的には上に来る手で下に来る手を)押しつぶすようにして空洞を小さくすることで高い音を出すことができ、これによって曲を演奏することができます。

高音を出すには、息の量の調節に慣れることも必要なので、すこし時間がかかるかもしれません。

自分の好きな曲の中で、低いものを課題とし、正確な音を出せなくてもいいので楽しみながら練習をしてみましょう。
手を押しつぶすことで組んだ手に隙間ができてしまわないように気を付けてください。


最も一般的な方法については説明しましたが、 ハンドフルートはとても自由な楽器です。

組み方や音の変え方などの演奏方法は自由であり、正解はありません。

片方の手をもう片方の手で包むように組み、吹き口と別のところに穴をあけることで音の高さを調節する人もいます。

自分の好きな方法、やりやすい方法をとって自分だけのハンドフルートを作り上げることができるのもこの楽器の魅力の一つです。

ぜひ自分にあったハンドフルートを探してみてください!




この記事を読んでハンドフルートに興味を持ったぞ!という方、
練習したいけど一人じゃ分からない!という方、
ハンドフルートの生演奏を聞いてみたい!という方

京大ハンドフルートサークルの活動をのぞいてみませんか?

毎週火曜日・土曜の18時~20時に文学部校舎で 活動ています。ぜひ気軽にお越しください!