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心理学実験被験記~京大で頭に電極挿してお金もらってきた話~

2017/09/13 09:36 公開
profileうどん戦士

金欠!金欠ゥ!そうそれは大学生に課された運命(さだめ)ッ!!我々はバイトで得るしかないのだ!金も、名誉も、出会いも、...そしてネタも...。

こんにちは、ライターのうどん戦士です。
夏休みももう折り返し地点の9月が来てしまいましたね…

読者の皆さんも各々の夏を満喫していることと思います。もう半分になったとは言え、夏休みは大学生の特権!2ヶ月にも及ぶバカンス!いやっほぅ!!(かく言う私は短期留学で勉強付けの日々なんですけどね!ファーーー!!)
さて、読者の皆様は夏休みをどのようにお過ごしでしょうか?

帰省もよし、サークルの合宿もよし、免許を取るのもよし、買ったばかりの新作のゲーム三昧というのも良いでしょう。ただ、何をするにしてもお金がかかるのだけがネックです…。

皆さんの中でも夏の軍資金集めに苦労された方も多いのではないでしょうか。もしくは思いの外に出費が多く、もう軍資金が尽きてきた方もいるのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。どっちのケースかって?両方だってばよ。

幾度も生協の掲示板に通い、塾講師、弁当詰め、早朝のゴルフ場での球拾いに芝刈り、祭りの提灯持ち等々多くのバイトを体験しましたが、その中でも特に印象に残ったのが…

「心理学実験の参加」です。

個人的にはかなりオススメできるバイトなので、紹介も兼ねて体験記を綴らせて頂きます!

心理学実験被験記~京大で頭に電極挿してお金もらってきた話~

【基本データ】
実験時間 およそ一時間半
謝礼 図書カード1500円分
勤務場所 京大吉田中央キャンパス
内容 画像や文字を見て、脳の動きを測定する。

実験時間が一時間半だけ、と言うことなので授業の無い空きコマに行って来ました!場所は京大だし、すぐ参加できるのが有り難いですよね。


…ということで、万年金欠ニキの血が騒いだので早速実験に参加してきました!
指定された場所は普段行くことの無い教育学部の建物。ちょっと分かりづらいところに実験室があるらしく、建物内をうろうろすること数分。
…入り口の上に「使用中」と書かれた、手術室みたいな赤いランプが点灯中の部屋を発見。どうやらここが実験室のようですが、中々にヤヴァイ雰囲気が出ております。

出典:www.irasutoya.com

(こんなかわいいもんじゃない)

いかにもマッドでサイエンティストなおっさんが出てくるのでは…と心配しながらノックしたところ、中から出てきたのはごくまともそうな白衣のお姉さんでした、良かった!!

オペレーション(実験)、スタート。

まず最初に実験に協力する旨の誓約書を書いたあと、DNA採取のため口の粘膜をとります。高校の理科でやった人もいるかもしれませんが、綿棒で頬の内側を擦るアレです。今回は綿棒じゃなくてもっとちゃんとした器具でした。

次にパソコンを利用し、人の顔写真を見て黒人or白人orアジア系を当てる作業をしたり、単語ゲームを行うこと10分ほど。ここまでは練習なのですが、結構頭を使うので疲れますね…
で、こっからが本番!

頭に脳波を測定する器具つけていきます。僕の中のイメージではVRメガネやヘルメット、もしくは某宗教の◯◯(※自己規制)みたいなごついやつを頭から被るのかと思ってました。
でも実際は額当てみたいなので、思ったより軽い。装着後は女の先生(博士課程の院生の方でした!ですが便宜上以下先生と呼ばせて頂きます!)が僕の頭に水性ペンで何やら印を書いてました。

ペンが出てきた時は頭に番号でも書かれるのではと心配したものです、被検体番号 23番とか。(ちなみに23は僕の高校のときの出席番号です、どーでもいいね。)

実際は目印の・を打つだけでしたが。その後はさっきの・を基準に頭サイズ測ります。正確な大きさを測るため髪の毛を耳掻きでのけていきます。割とくすぐったいんですよねコレ。

これで終わりかな、と思いきやなんと!どうやらここから頭に電極みたいなの挿すとのこと?!

さっきの額当てにプチプチとプラグを挿していきます。ここから赤外線出るらしい。そういや誓約書にも害の無い赤外線を使いますとか書いてたなぁ。。。

頭の器具を固定するにあたって先生の一言。「頭のネジを締めさせて頂きますね。」…なんか僕が凄くアホみたいな言いようで思わず苦笑してしまいました…いやホントにネジ締めてるわけだからその通りだけれども!

先生「もし気分が悪くなったり、頭が痛くなったら"すぐに"言ってくださいね。」すぐに、が声大きかった気がする、やっぱ大事なとこは強調ですね。
若干怖いけど仕方ない、僕は功利主義者なので。70億の人類の未来の、学問の発展のため、僕一人が15分程度赤外線浴びるくらいワケもない!…だって害無いもんネ!!
※極めて安全な実験です。

後ろにカメラを設置。そこから僕が動かないようにチェックします。頭の機械は脳の血流を図るための物なので、動くと血流が左右されて正確な実験が行えなくなっちゃうんです。

先生「手足を固定して下さいね」
僕(思わずボソッと)「え、縛るんですか?」
聞かれてないことを切に祈ります。僕どっちかというと●●(ここから先は検閲の為読めない)

※ちなみに拘束するとそこで血の流れが滞って正確なデータが取れないとかなんとか。「うちではしてない」とのことです。
15分ほどの実験だそうで、始める前に先生から「寝ないで下さいね」と釘を刺されました。寝る人いるんだぁ…。

準備を整えると本番。パソコンでさっきと似た試験を受けます。練習と比べて難しくなってる(と感じました。)存外疲れるものです。
挟まれる休憩でも、手足は固定で動けないので目の前の、エアコンの風で揺られるヒモ見るしかないという…。
一通りパソコンの入力を終えて実験終了。せっかくなのでプラグがささった状態の写真を撮って貰いました。
先生「何人かいるんですよたまに」やっぱ変人揃いの京大生。考えることは一緒とな。

その一枚がこれ。マッドな香りがプンプンするぜぇ…

先生曰く「人につけたりはするけど、自分はつけたこと無いんですよ」とのこと。やはりサイエンティストたるもの、1度は着けてみることをオススメします。

頭の器具をのけて、用意されたウェットティッシュで頭のペン印をとってもらいます。鏡とクシも出されて、装着で髪型乱れてたら整えて下さいとのこと。まさに至れり尽くせりです。

もっともそんなに乱れてなかったし、寧ろ赤外線で押さえつけられたからか、良い感じの頭にキマっておりました。毎朝15分の赤外線照射オススメかも。

その後は簡単な実験回答やアンケートとかをしてるうちに一時間半が経過。おしまいに図書カード1500円ゲットしました。時給千円と考えたらなかなかの高時給でした!

おわりに


ここで挙げた例以外でも、京大では各種の実験が行われています。夏休み中も募集している実験もあるようです。

夏の軍資金が足りなくなった人も、新学期の教科書代を図書カードで節約したい方も、この機会に一度実験に応募されてはいかがでしょうか??