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京都大学最強の男 ~ボディビル三冠王の肉体×医学部の頭脳~

2017/09/07 11:36 公開
profileToku

様々な人がいる京都大学。様々な分野で天才がいる中で、京大最強と呼べる男がいた。
最強の肉体、最強の頭脳、その両方を勝ち取ったその男の姿に迫る!!

京都大学で最強の男って誰なんだろう。

頭脳の最強?

体育会の最強?

じゃあ京都大学で頭脳と肉体の両方で最強の男って誰なんだ???


…..実は京大には、頭脳筋肉最強の男がいました‼

そんな男本当にいるのか??

…..はい、います!!!

その名は”河勝雅行”

(河勝雅行さん)

頭脳も筋肉も手に入れた男!?河勝雅行の実態とは。 

まずはなぜ頭脳・筋肉両方が最強なのかを紹介していこうと思います。

まずは写真みて薄々気づかれているであろう筋肉の面から。

彼、河勝雅行は見ての通りのボディービルダーなんです!

でもまずボディビルって?

『ボディビルダーたちは「ボディビル競技会(コンテスト)」にて自らの肉体 (physiques) を審査員に披露し、審査員は審美的造型に基づいて得点をつける。審美的というのは、胸回りが何センチメートルあるかといった尺度ではなく、全体的な形の美しさで審判するという意味である。』

出典:ja.wikipedia.org

ようするに、ボディビルとは大会で肉体の美しさによりランキングがつけられる競技なのです!

しかも河勝さんはただのボディービルダーではなく、すごいのはその実績。なんと...

①日本ジュニアボディビル選手権 優勝
②関西学生ボディビル選手権 優勝
③全日本学生ボディビル選手権 優勝

この通り、
2014年にボディビル選手権を史上初の3冠を達成しているんです!!

(全日本ジュニアボディビル選手権優勝時の写真がこれです。半端ない筋肉...)

これが京大筋肉最強の理由です。
その証として、平成26年度には、「京都大学総長賞」を獲得しています。

では、頭脳が最強の理由って??
それは、河勝さんの所属学部にあります!

なんと河勝さん、京大最難関である、京都大学医学部医学科に所属しています!

今回記事担当をしている私、完敗でございます...

それでは、そんな頭脳も筋肉も最強な河勝さんとのインタビュー開始です!

どうしてボディビルを?

ー今回はインタビューにご協力ありがとうございます。ボディビル3冠達成と、大変素晴らしい成績をお持ちなんですが、そもそもどうしてボディビルを始めようと思ったんですか?

そうですね、ボディビル自体を本格的に始めたのは大学生からですが、始めたきっかけっていうのは、保育園のころの通販番組ですかね。

保育園!?通販番組!?どういうことですか??

保育園のころに、よくある通販の筋トレ用具を使っているムキムキの人を見て、かっこいいなあって思いまして(笑)

ーとんでもないですね(笑)そのころからボディビルの才能が垣間見えてたんですかね...
ー高校のころは部活など何をされていたんですか?

中一の時に野球を始めたんですが、野球自体よりも筋トレの方が面白くて、1年でやめちゃいましたね。高校のころも、特に何かスポーツをするわけでもなかったんですが、筋トレは好きで、家で隠れてトレーニングをしていたら、高校のボディビルの大会で2位になりました。

ー待ってください(笑)そんなノリのような感じで大会に出て2位とったんですか...!

まあ1位じゃないんで負けていますけどね(笑)

ー.....(唖然)

チャンピオンへの筋トレ方法

ーチャンピオンになるまでには、相当な努力があったと思うのですけれども、その筋トレ方法っていうはどのようなものだったんですか?

そうですね、だいたい週6日、バーベル部として2~3時間体育館の筋トレルームで練習していました。筋トレの方法っていうのは、本を読んだりとかいうのではなく、自分で筋トレをして、これは筋肉に効いているな、とか模索し、自分なりの筋トレをしていました。
ジムのマシーンなどはあまり使わず、主にベンチプレス系を用いて練習し、特に「弱点をなくす筋トレ」というのを意識しました。

ー自己流の筋トレを続けて、チャンピオンを獲得できたんですね!その、「弱点をなくす筋トレ」というのは??

まず、ボディビルの大会では、いろんなポーズをとるので、どんなポーズの時でも、しっかり筋肉がついていることが優勝の条件なんです。だから、もちろん強い部分を伸ばすことも大切ですが、「弱い部分を作らない」ってことが、優勝するためには必須でした。そのために、細く見える筋肉の部分をなくすことが大切なので、「弱点をなくす筋トレ」というのを意識しました。

(練習場でのバーベル部の皆さんと河勝さん。筋肉半端ねえ。)

ーやはりただむやみに筋トレをするとかではなく、しっかり頭を使わなければならないんですね。
ー食事とかって、何か気を使っていたりしたんですか?

やはり、増量するときは1日に3~4食、5000㎉くらいは摂取していましたね。料理というのも、外食などはせず、自分でいつも作っていました。そのせいで食費はだいぶかさみましたね(笑)

5000㎉...!すごいですね。やっぱり食事の面でも筋肉をつけるために気を使っていたんですね。

そうですね、でも食事でもっとしんどいのが”減量”で、100㎏から20㎏落として80㎏にするのが地獄のようでした。やはり、大会の時には体が引き締まっていないといけないので、体重を落とさなければならず、それが本当にきつかったですね。一番きついのは、絞り切る段階、例えばあと3㎏落とさなければならない体重までいって、その後のラストスパートの減量ですね。あれが本当に嫌になるほどきつかった(笑)

ー筋トレや増量よりも、減量が一番きついんですね。精神的にきつそうですし...

どうして医学科を目指そうと?

ーところで話は変わりますが、どうして河勝さんは京大の医学科を目指そうと思ったんですか?

医者になろうと思ったのは、ブラックジャックを読んだのがきっかけでした。そこで医者ってかっこいいなと思ったんです。なんで医学科の中でも京大の医学科にしたのかというのは、ただ上を目指そうと思ったのではなく、京大のそもそもの環境がいいと思ったからです。

ーといいますと?

京大ってやはり自由じゃないですか。それで、大学に入ってからも勉強とボディビルの練習を一番両立でき、バーベル部もある京大を目指すことになりました。だから、神大や阪大ではダメで京大しかなかったんです。

ーでは、ボディビルでの練習のための京大の自由な環境とバーベル部の存在が、京医を目指す動機となったわけですね。
ー医者を目指しながら、ボディビル優勝も目指すということですが、その一番の動機というのは何だったんですか?

やっぱマッチョな医者ってかっこよくないですか?(笑)一見医者に見えないのに、ちゃんと医者だっていうギャップが面白いなあと思って。だから「マッチョな医者」になるという目標が動機ですかね。

マッチョな医者(笑)確かに診察室に入ってすげえマッチョな人がいたらびっくりしますよね。
ー僕たち本学生と医学部生は学校の制度も少し違いますよね。医学部のテスト勉強とか日常ってどういったものなんですか?

今は普通の授業というのはあまりなくて、主に実習メインですね。病院にいって、実際の手術現場などを見学するといったようなものです。

テスト勉強についてなんですが、全学さんのように1週間という決まった時期にテスト期間があるといったものではなくて、テストがしょっちゅうあるって感じですね。1週間にテストが詰められたら医学科としては大変すぎます(笑)

夏休みも今回は3週間くらいで短いです(笑)だから全学の人とは全くカリキュラムとかは違いますね。

(実習で勉強中の河勝さん。シャーペンがすごく小さく見えます...)

ーそうなんですね。医学部の人たちって、カリキュラムが違うっていうのはよく聞いていましたが、やはりかなり違うんですね。夏休みも短いですしね。
ー今の生活リズムっていうのはどんな感じなんですか?

そうですね、今はもうボディビルの大会にも出る気はないですが、筋トレだけは続けていますね。
流れとしては、「朝起きて実習→夕方からマッチョバーでバイト→夜筋トレ」という形で、結構寝れなくて風邪とか引きやすくなっちゃいました。

ー今でも筋トレは続けて、他にも実習などで結構ハードな日々を送られているんですね。
ってマッチョバー!?

バイト先、マッチョバーについて

ー先ほど、マッチョバーで働いていると聞いたんですが、マッチョバーってどんな感じなんですか?

その名の通りマッチョが働いています(笑)例えば、女性のお客さんが来店されたときは、お姫様だっこで席までご案内しています。

ーサービスすげえ(笑)ほかに何かマッチョバーの面白い制度とかは何かありますか?

例えば、マッチョランキングってのがありますね。

ーマッチョランキング...なんたるパワーワード(笑)どんなもの何ですか?

そうですね、まあその名の通りマッチョさでバイトのランキングが決まっていて、胸囲の長さとか色々計測して、そこからランク付けされていきます。その順位で時給が決まるんですよ。

ー時給が決まる...結構シビアなランキングなんですね。ちなみに河勝さんはランキング何位だったんですか?

1位です(笑)

ーわお(笑)さすがですね!マッチョバーに入った時、やっぱその筋肉は驚かれたりしませんでしたか?

驚かれるっていうか、面接に行ったときには僕がチャンピオンだってことは知られていましたね。

ーさすが、河勝さんのことはマッチョ界でも有名なんですね。あのバーって、いろんな大学の人が働いてるものなんですか?

そうですね。ただ京大生の割合も多く、他大学の医学部の人も働いていますよ!

ーそうなんですね!じゃああのバイトは筋力も頭脳も偏差値高いバイトってことになりますね(笑)

(トレーニング器具をつけながらビールを入れる河勝さん。1位に風格ばりばりですね!)

ーマッチョバーで働いているし、さらに1位でそんだけムキムキでしたら、だいぶ女性の方にモテるんじゃないですか?

んー、そうでもないですよ。筋肉みてやはり女性の方には受けますが、だからといって恋愛に発展まではあまりなかったですね。

ーそうなんですね。ちなみに今彼女さんっていたりするんですか?

残念ながらいないですね(笑)

今の話、これからの話

ー先ほどちらっと、もう大会にはでないとおっしゃっていましたが、今でも筋トレは続けているんですよね。トレーニング方法などは変わらずそのままですか?

トレーニング方法自体はそんなに変わっていないんですが、今は体育館のジムを使っているのではなく、ゴールドジムで練習していますね。そこでたまに講師の人が来て、それで教えてもらうことに対していいなと思ったところを吸収して新しく筋トレに組み込んだりはしていますね。あとはマシンを使ったトレーニングも前より行うようになりました。

大会には出ないんですが、ついこないだ高校の同窓会がありまして、そこに向けて体を絞りはしましたね。結構反響でした(笑)

(同窓会でポージングをする河勝さん。昔気になってた女子から後で声をかけられたとかなんとか...)

ー同窓会でも一切衰えていない筋肉...さすがですね!では今でもしっかり筋トレを続けて、”マッチョな医者”へと進んでいってるんですね。
ー筋肉の話とは一転、最近何か変わったこととかありましたか?

あー、バイクで事故しました(笑)

ーえ、大丈夫なんですか?!

ええ、最近まで入院していましたね。事故した日から筋トレはしたんですけど、なんか傷口から細菌が入っちゃっていたみたいで...

ーそれは大変でしたね...でも河勝さんほどムキムキの人は怪我とかしないイメージでした(笑)

しますよ(笑)

ーそりゃそうですよね(笑)
ーところで、「マッチョな医者」になるということですが、外科やら内科やらたくさんある中で、どこの科に行きたいとかって決まっていたりするんですか?

そうですね、今は病院実習などで色んな科を見て回っているのですが、自分の皮膚がもともと弱いこともあって、皮膚科や形成外科に進みたいと思っています。

ーそうなんですね!将来的に開業など考えたりとかは...

実はぼく美容外科に結構興味を持っていまして、そこで某美容整形クリニックで働きたいと思っています。そこで10年やらある程度働いてから今度は自分のクリニックを作れたらいいな、と思っています。まだどうなるかわかりませんが(笑)

ーなるほど、なかなか将来のことって考えてる人って少ないと思いますが、河勝さんはだいぶ考えていらっしゃるんですね!将来に向かってこれからも頑張ってください!

ー今回色々話を聞かせていただいてありがとうございます!最後にお願いなんですが、河勝さんの一番得意なポージングを教えてください!

サイドチェストです!!

(これが河勝さんの最も得意なポーズ、サイドチェストです!腕の太さ半端ないですね...)

頭脳も筋肉も手に入れた男、”河勝雅行”

今回河勝さんに取材を依頼したのは、編集者の僕自身が、体育館の地下筋トレルームに貼ってあるバーベル部による河勝さんの紹介ビラでした。体育館使用者の人は一度は目にしたことがあると思います!

実際に会ってみると、河勝さんはボディービルダーとしての風格、なんていうんでしょうか、チャンピオンとしての落ち着きが本当にすごく感じられました。

チャンピオンになるにはかなりの努力、そして続けていく精神力が必要だったんだと思います。

医者になりたいという夢、ボディビル大会で優勝するという夢。二つの夢を叶えるために、頭脳面、筋肉の面両方を鍛えた男、河勝雅行さんに直接話を聞けて、自分自身にもすごく刺激になりました!

二兎追うものは一兎も得ず、という言葉もありますが、そんなことばかりでは絶対なく、強欲に両方ゲットしてやろうという情熱が大切なんだと思わされた取材でした。

記事を読んでくださった皆さんにとっても、刺激になっていれば幸いです!

河勝さん、ありがとうございました!