360˚|京大発オンラインメディア

京大発オンラインメディアサンロクマル

真面目なことからアホなことまで360°

ロースクール飛び級入試首席合格者のリアルな生態 ~ツイッターをやれば飛び級できる?!~

2017/06/01 16:56 公開
profileゆがゆが

法科大学院(ロースクール)の「飛び級入試主席合格者」はツイッタラーだった!? 「ツイッターって実は弁護士に必要なスキル」と語る、この謎の秀才に迫ります!

 今回は法科大学院(通称「ロースクール」)飛び級入試首席合格の岸本直也さんにインタビューをさせていただきました!

岸本直也(写真手前) 京都大学法科大学院新2年次(法学部3回生から飛び級入試を経て法科大学院へ) 所属サークル:法律相談部、現代法学研究会、Red Blue(イベントサークル)

飛び級入試合格、しかも首席って・・・いったいどんな人なんだ? ということで、まずはその実態について聞いてみました!

あの、まずは学部試験の平均点を教えてください(直球)
岸「いきなりですか!えーっと、85点くらいですかね(笑)」
え?今なんて?
「85点くらいですね(笑)」
ちょっと意味がわかりません。
学問の特性上、法学部のテストでは90点以上がほぼつきません。 そして、法学部のテストで80点以上をとる人の割合は約1~2割だといわれています。また、85点以上をとる人は10人いるかいないかだといわれています。
つまり・・・?
感覚としては、「100点満点のテストで常に95点以上とりつづけている」のとほぼ同じです。
「化け物」です。
(参考までに筆者は77.5点です。いや、けっこうマジメに勉強しているほうなんですけど?!)
ちなみになんですけど最高点と最低点は・・・?
岸「最高が91点で、最低が80点ですね!」
もうあごが外れすぎて地面掘っちゃいそうです。

そんな点数マスターの彼に こっそり勉強方法を聞いてみました!

やっぱり勉強時間って多かったんですか?
岸「まあ大体1日5~6時間×週5日で週25~30時間とかですかね。友達に遊びとか飲みに誘われたら基本的に参加するし、そんなにガッチガチの勉強マンとかではなかったですよ!春休みとか夏休みも基本的には勉強しませんし(笑)」
案外普通の生活をしているようで安心した・・・それにしても授業以外に1日5~6時間勉強って多すぎでは???
どうしてそんなに勉強しようと思ったんですか?
岸「勉強って努力すればするほど伸びるじゃないですか。努力って裏切らないんですよ、勉強に関して言えば。恋愛だと努力してもムリなことはあるんですよ(白目)」
彼にもムリなことはあるようだ・・・あまり触れないでそっとしておこう(筆者の優しさ)
話はもとにもどって、法律の予備校とかっていってるんですか?
岸「一切行ってないです!ただ大学の講義だけはちゃんと出るようにしてます!
授業を聞くだけでそんな点数取れるわけないじゃないですか・・・きっと何か特別な方法で・・・?
岸「本当に特別なことはやってないです。当たり前のことをしていただけで・・・」
ゼッタイアタリマエノコトジャナイダロ!
岸「いや、本当です(笑)基本は授業の復習だけでいいんです。ただし、授業中はメモをとるだけです。終わった後に録音した音源とそのメモを使って、レジュメやノートにもう一回まとめてます。これが結構時間かかるんですよね・・・ただ、これくらいちゃんとやっておけば、予備校なんて行かなくても十分やっていけるんですよ。」
週9コマ90分の授業をもう一度ノートにまとめるって、単純に考えたら倍の時間かかかますもんね。授業を聞いてるフリして、六法を枕に寝ているだけの筆者とは天と地の差ですね。
ちなみにどこで勉強してるんですか?
岸「附属図書館の24(24時間使える自習室)によくいました。ただ最近はミスド(河原町今出川)とかスタバでやってますね。特にカナートのスタバは穴場なんでおすすめですよ!」

(児童ポルノ法について研究したこともあるそう・・・)

カナートで法律勉強しまくってる彼に どこからそのモチベーションはうまれてくるのか聞いてみました!

そもそも弁護士を目指し始めた理由ってなんですか?
岸「お父さんが弁護士だったこともあって、昔から弁護士にあこがれてたんです!」 お父さんも弁護士?!サラブレッドじゃないですか・・・
岸「ただそれだけじゃなくて、大学で法律を勉強するうちに、法律って面白いなって思ったんですよ!」 法律が面白い・・・もはや頭がおかしくなったのだろうか?
岸「自分の身近な範囲とかは特に興味がわきますよね。結婚・離婚・相続とかを扱う家族法とか・・・刑事訴訟法なんかは自分が逮捕されたときのことを妄想しちゃいます(笑)
あ、やっぱり頭おかしかった。
岸「ニュースがわかるようになるのも楽しいですね。殺人と傷害致死の違いなんかがわかるとウキウキしちゃいます(笑)」
でも、それだけ楽しそうだと法科大学院でも毎日楽しくすごせそうですね!
岸「実は法科大学院にはあんまり行きたくないんですよね(笑)
え?!なんでまた。
岸「法科大学院ってほんまにしんどいんですよ。授業自体は週8コマしかないんですけど、そのうち6コマについては予習だけで1コマ4~6時間かかりますし、そのほかの復習の時間とかも考えれば、授業以外で週40時間くらい勉強しないとダメですからね(白目)」
もう開いた口にスイカが入りそうなぐらいにあんぐりしてます。
最低でも週40時間、しかもめちゃめちゃ難しい法律のことやるなんて考えられないですね(笑)
でも、どうしてわざわざ大学生活をけずってまで行くんですか?
岸「親にも同じこと言われましたね(笑)4回生の楽しい時間を捨ててしまうのかって。大学に残った方がいいぞって。でもやっぱり、1年でも早く社会に出たいんですよね。学生生活楽しんだ方がいいぞって言われても、この勉強に追われる生活を1年でも短くしたいんですよ!それに、飛び級で法科大学院に進むのって弁護士界隈ではそこそこ評価されるんですよね(笑)」
勉強に追われたくない。ただそれだけの理由で飛び級をするんですね・・・これからもがんばってほしいですね!
それでは、最後に、岸本さんにとって法律とは何ですか?
岸「やっぱり社会を動かしているのは法律なんですよね。人が集まれば絶対に揉め事・争い事は起きます。アルバイトでも困ったりすることありますよね。そういったときに法律を知っていれば、自分や他人を助けることができるんですよ。だから就活でも法学部だとつぶしがきくんです。まあつまり、ぼくにとって法律は、『自分や知り合いを争い事から守ってくれるためのツール』だと思っています!」
なるほど・・・たしかにトラブルとかあればどうしたらいいのかわからないですもんね。
筆者も是非守っていただきたいですね笑

弁護士エリート街道まっしぐらの彼に 意外な秘密を聞いてみました!

実はこんな一面もあるんだよ!とかないですか(笑)
岸「ぼく、実はけっこうツイッターやるんですよ(笑)」

お、急に親近感沸いてきた。
たしかに筆者のタイムラインにもツイート流れてきたことありますね!
ファボ稼ぐために工夫とかってしてるんですか?
岸「ちょっとはしてます(笑)時間帯は真昼間か夜7時ぐらいを意識してます。やっぱりお昼ごはんとか晩御飯のときはよく見てくれているみたいです。」
なるほど・・・これはツイッターガチ勢ですね(笑)ウケがいい内容とかってあるんですか?
岸「京大ネタと法学部ネタはけっこう伸びますね。機動隊が出てきたりする京大特有のイベントを実況したり、先生を煽ったり、法学部の知識を無駄に使ってみたりするとウケはいいです(笑)」
確かに法学部の人だけじゃなくて一般の人にもウケそうですよね。
でもツイッターって勉強時間の無駄になりません?(笑)
岸「そんなことないですよ!ツイッターってけっこう弁護士に必要なスキルかなって思ってます(笑)
ちょっと詳しく説明してください?!?!?!?!?!?!?!?!
岸「ツイッターは、『自分の考えたことを他人に伝えていいねを押させるツール』だと思ってます。そして弁護士は、『自分の考えたことを裁判官に伝えて勝訴判決を出させる仕事』だと思ってます。どちらも『人に自分の思考を伝えて納得させる』という部分では一緒かなと。だからツイッターも法律の勉強の役に立つと思いながらやってます(笑)」
なんか自然と説得されちゃいましたね。
これも日々のツイッターの賜物なんですかね(笑)

今回取材した飛び級首席合格者の実態は、当たり前のことをきちんとこなすツイッタラーでした(笑)
そんな彼の活躍、そしてツイートにはこれからも注目していきたいと思います!
(まぁようするに、取材してわかったことは、「ツイッターをやれば飛び級首席合格できる!」ってことですかね(笑)法学部の方はぜひツイッターはじめましょう!)