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学生が全部やっちゃう「知るカフェ」。 京大店の店長が語る、裏側と魅力!

2017/05/15 16:01 公開
profileもりい

店員さんもみなさんキラキラしていて、そんじょそこらのス○バよりも圧倒的におしゃれ。なのに、ドリンク無料!!!
一体どうやってお店を回してるんだろう?
そんな夢のような空間の「知るカフェ」の裏側を探るべく、京大店の店長さんに、知るカフェの魅力を聞いてみました!

「お金がない、、けど美味しい飲み物飲みながら友達とだべりたい、、あわよくばシャレオツなとこで、、
大学生なら誰もが持つそんな悩みを、全て解決してくれるカフェがある。学生専用カフェ、「知るカフェ」。

知るカフェでは学生という身分を振りかざすだけで、無料で美味しい飲み物が1杯飲めちゃいます。(※美味しいケーキなども販売中!)

実際に行ってみたらわかりますが、内装も一流のカフェそのもの。無料なのになぜこのクオリティなんだ、、?
店員さんもみなさんキラキラしていて、そんじょそこらのス○バよりも圧倒的におしゃれ。
一体どうやってお店を回してるんだろう?

そんな夢のような空間の「知るカフェ」の裏側を探るべく、京大店の店長さんに、知るカフェの魅力を聞いてみました!

学生なのに店長??

今回話を聞いたのは知るカフェ京都大学前店店長(以下、知るカフェ京大店)のあぐりささん。
あぐりささんは京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士1回生。

アルバイトリーダーはよく聞くけど、学生で店長!?

———学生で店長って凄すぎませんか!?

知るカフェの店長ってみんな学生なんです。というか基本的に全部学生がやってます。
店長代理、サービス担当、経理担当、企業担当、シフト担当、広報担当などなど、全部学生です。


そんなとこまで学生がやってるの?

———店長まで学生ってなると、できることが多そうですよね。

そうですね。今まで塾講師とか結婚式場とか、もちろん飲食店も、
いろんなバイトやってみたんですけど、裁量が大きいのは魅力ですね。
知るカフェは、ただお金を稼ぐために働くっていうのではなくて、
「学生で全部やれる」から自分たちで色々工夫できるのが面白いです。


———普通のバイトって、「教えてもらう・働かせてもらう」、って感じですもんね。

実は、知るカフェは実践型インターンシップとして学生が運営しているんです。


京大店で働いている学生は、
「楽しそう」って思ってなんとなく始める人の方が多いですけど(笑)。
私も最初はそんな感じでした。
大学の友達も増えそう、みたいな。


———京大生は、東京の学生とか同志社とかと比べると、
「意識高くバリバリやる!」みたいな人少なそうですもんね(笑)

お店としても割とそういう雰囲気の違いはあるかもしれませんね(笑)
同志社は知るカフェが始まった一号店だったりもしますし。

でも、どうやったらお客様の数を増やせるかとか、
業務をどうやってもっと効率的にするかとかを自分たちで考えて、
学生が学生を引っ張る形でお店を運営してるのは共通の面白みだと思います。


店長さんの隠れた頑張り

———楽しく、でもしっかりお店を運営して行くために、
店長はどんなことを頑張ってるんでしょう?

間接的に、みんながやる気になれるように気を配ったりしますね。

例えば、月に1度「知るカフェ全店ミーティング」があって、
店長が自分の店舗のスタッフの中から3人選んで
そのスタッフのエピソードを報告する時間があるんです。
それと、全スタッフのエピソードを報告書で提出する、ということも。

特に、この子は頑張ってるんだけど上にあんまり知られてないな、
とかこの子は頑張ってるのにあんまり自信を持ってないし
自信を持って欲しいなって思った子とかを選んだり、
報告書でめちゃくちゃ長文で褒めたりしています(笑)。


———良い上司、、、

読んでくれてるかはわからないけど、
自分は昔スタッフの時に店長が自分のことを書いてくれてた時には
絶対読んでたので、読んでくれてたらいいなぁと思って書いてます。

———涙ぐましい心遣い、、、報告した結果、社員さんからの評価はどうでした?

評価は正直まだわからないです。
でもバリバリやるのだけが正しいわけじゃないし
京大店には京大店の良さがあります。
それを上に伝えることが店長の役割だと思ってます

もともとまとめるとか、引っ張っていくとかあんまり得意なタイプじゃないから、
そういった面で貢献できたらなぁと。

———いや、これはもう皆ついて行っちゃいますよ多分。

そうだと嬉しいです(笑)。

学業も決して手を抜かない店長さん

———なるほど、僕も知るカフェで働きたくなってきました(笑)
ところで、学業の方はどんな感じですか?バイト一筋、みたいな?


バイトがメインの生活ですが、もちろんちゃんと勉強もしてますよ(笑)
私は建築学科にいたんですけど、入学してからずっと、
人と人がつながれるまちづくりがしたいなって思ってます。
それで卒論も人と人のつながりについての研究をしていました。


人とのつながりがエネルギー源

———建築ってただ建物建てるだけじゃないんですね。

私しゃべるのが好きで、それが自分のエネルギー源になってるとこがあるんですよ。
人と関わることが自分の動力になっているというか。

———誰とでもすぐ仲良くなれそうですよね。
コミュ障の僕とでも会話続いてますもん。

まあ、そうだと嬉しいです(笑)
今の社会って、友達とかとはしゃべるけど
ご近所さんとしゃべることが少なくなってきてるじゃないですか。
お隣さんって言葉がもう死語になっちゃってる社会というか。

———確かに、、そういえば僕、下宿先の隣の部屋の人と会話したことないです。

おはようってあいさつを交わすだけでも全然違うんじゃないかと思うんです。
それで、まちのみんなが気軽にあいさつできるようなまちづくりをしたいなって思ってます。
私、実家がちょっと変わってて、コーポラティブハウスって知ってます?


———初めて聞きました。

まあ言えば集合住宅なんですけど、
集合住宅って普通既に出来上がったものを買うじゃないですか。

じゃなくって、まず、入居者募集から始まって、入居者が集まってから、
そのひとたちでどこに誰が住むかとか、どういう間取りにするかとか、
全部自分たちで決めるんですよ。
その後建築家とも打ち合わせを重ねて完成するって感じなんです。

———すごいですね、、
でも、確かに家ってめちゃくちゃ大きな買い物だしそれくらい積極的に決めたいかも。

そうなんですよ。あ、あともう1つ良いことがあって。
設計の段階からみんな顔を合わせてるから、
建設が完了して入居してからも、定期的にホームパーティとかやってたんですよ。
だから、全世帯お互いのこと知っていて仲が良いんです。

———なるほど、安心感ありますね。

私なんて学校から家帰ってきたときに家に誰もいなかったら
お隣のおばちゃん家に遊びに行ってお菓子食べさせてもらってましたもん(笑)
多分それがきっかけで、大学入って下宿始めたときから
「あ、お隣さんと関わりがないのって寂しいな」って思うようになったんです。

子どもの頃の経験と知るカフェの共通点

———そういう繋がり良いですよね。
あ、じゃあその辺が今のあぐりささんの核になってるんですか?

そうかもしれないです。

集合住宅なのに自分たちでつくって、人とのつながりに満ちている環境で育ったので。
それで自分たちでなんでも決めて実行できる知るカフェの環境に惹かれたのかも。
それに、知るカフェで働いてるといろんなお客さんと仲良くなれて楽しいですよ。

———確かに、そう言えば知るカフェに行くと良く店員さんに話しかけられる気がします。

普通のカフェだと注文聞いて商品渡して終わりのとこがほとんどだと思うんですけど、
知るカフェでは意識的にお客さんに話しかけるようにって言われてて、
そこが気に入ってます。

———知るカフェは主体的に働けて人とのつながりがある環境なんですね。
そう考えるとあぐりささんは店長になるべくしてなった存在って感じですね(笑)。

まとめ

昔と比べて人間関係が希薄になってきていると言われる現代社会。
それでもあぐりささんのように人と人のつながりを何よりも大事にする若者が増えれば
日本の未来は明るいなとしみじみ思う筆者であった。

そんなあぐりささんに「一目でいいから会ってみたい!」
と思った読者の方はぜひ知るカフェ京大店に足を運んでみてください!
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