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京都着物企画の「きものファッションショー」舞台裏!【きもの美女写真が満載】

2017/04/19 18:17 公開
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色とりどりの着物を、選りすぐりの京都美人に着せて、平安神宮で、毎年きものファッションショーを開催している団体が、京大にあるらしい!
一体どうやってそんな夢のようなショーを実現してるのか?
ショーを企画する「京都着物企画」の担当者の方に、その舞台裏をお聞きしてきました〜!

Q出演しているあの美女たちはどこから来てるんですか? 

まず気になっちゃうのはここですよ! 
ショーに出てるモデルのみなさん、レベル高すぎませんか…

「頑張って集めて、毎年40人程度に出てもらっています。
連続で出てもらっている人もいれば、
同志社・立命館のミスコンとコラボして出てもらったり。」

そりゃ美人なわけだ…

「直接『出たい!』と応募してくれる人もいて、審査の上、参加いただくこともあります。」

そして着物が似合う方々ばかり……となると次に気になるのはこれですね。

Qあの綺麗な着物はどこから来てるんですか?

さぞお高いのではないかと…

「そうですね、着物っていろんな値段のものがありますが、
お金かかる着物でやったほうがショーとしてはやっぱり映えるんです。
でもショーには40着ほど使っているので」

40着も?! 

「高いものだと1着100万とかしちゃうので」

?! 軽自動車買えるじゃないですか! しかも40台分…!?

「なので買うのはもちろん、普通に借りられるような額ではなくなります。
そこで、京都にあるたくさんの着物屋さんを探し回り、借りさせてもらう交渉をするんです。」

交渉の成果だったんですね…!

「ショーでお店の広報をさせてもらったりしつつ、
でも基本的には着物業界を盛り上げるために、ご好意でご協力いただいてる形です。」

日本に生まれて良かった……そして、このショーが開催されてる場所がまたすごいんです。

Qなんで平安神宮で開催できるんですか?

あんな場所で学生がショーを企画するなんて、なかなかあり得ないと思うんですが…

2〜3年前くらいから平安神宮とつながりがあって、継続して使わせてもらってます。
「岡崎ときあかり」というお祭りの一部として、共催させてもらう形です。

お祭りの中の1つのイベントとして組み込んでるんですね! それにしてもすごい…

Q着物×美女×平安神宮。凄すぎませんか?

「その3つの掛け算ってだけじゃなくて、それ以上のものにしたいと思ってやってます。
自分たちがやってこそなんだと思えるこだわりがないと、もったいないなと。」

さらなるこだわり、ですか!

年ごとに、全体に違うテーマを設定して、ショーを作り上げています。
2年前は「昔の着物と今の着物を比較」できるようなショーにしていて、去年は「花札」で。

普通のファッションショーではなかなか見られなさそうなテーマですね!

「少人数で案を固めて、みっちり議論して決めます。
昨年は、『花札という難しいテーマをちゃんと演出できるか』、
『賭博のイメージがあるけど大丈夫か』などの懸念も出つつ、
それでもオリジナリティのあるものを、ということで決定しました。」

Qショーの演出も全て自分達で?

「もちろん自分達でやってます! 
ショーの中心になる導線と振付の演出は、昨年は1回生みんなに作ってもらいました。
モデルさんの担当にメンバーがそれぞれついて、そのモデルさんの演出を考えます。」

一人一人違う演出を考えてるんですね。手間がかかってますね。

「でもここが一番面白いところでもあります。
それぞれの演出を生かしつつ、全体でまとまりができるよう調整していくのも面白いですね。

そして同じくらい重要なのが音響照明の演出です。」

平安神宮の屋外に音響照明って…

「もちろん機材を借りて設置するところから始まります。
着物が映えるような照明、テーマを通せるような音響を考えるんです。」

Qお金はどう集めるの?

ここまで聞いてみると、かなりお金が掛かりそうだなと…

まずショーをやるのに40万円くらい必要です。
音響照明が10万、広報費用(パンフレット・ホストカード)10万、残りがリハの会場費や雑費など。
お借りしている着物は絶対に傷つけたりできないので、毎回タクシーで移動します。

そっか、自転車でパッと運ぶなんて無理なわけですね…
一体そのお金はどうやって…?

協力してくれる人、会社を集めて、賛助金で賄っています。

一人一人口説いていくわけですね…

「自分たちでお金を出して、やりたいようにやってもいいじゃんという考え方もあります。
でも団体として、ショーとして、自分たちの満足だけじゃなくて、お客さんのためにやりたい。

その意味で、応援してくれる皆さんからちゃんとお金をいただいて、
価値をお返しすることを頑張っていきたいと思っています。」

京都ならではの、魅力的な企画。そして大規模なショーの裏側の、知られざる苦労と心意気。
今年のショーも楽しみです。

そして今年も平安神宮応天門にてファッションショーを開催決定!

今年のテーマは「色見本」。古典的な色合わせはもちろん、着物だからこそ出来る“奇抜な色合わせ”を提案します。

大学生の遊び心を取り入れた着物ファッションショー 「いろよい―色に酔う。彩りが宵を包むから。」 9月17日19時〜、平安神宮応天門にて。

今年は雨は降らせません。